2010年01月30日

普天間移設「あらゆる選択肢」=答弁書を閣議決定−政府(時事通信)

 政府は26日夜の閣議で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「官房長官を長とする沖縄基地問題検討委員会で、特定の前提を置かず、あらゆる選択肢を幅広く検討している」とする答弁書を決定した。公明党の浜田昌良参院議員の質問主意書に答えた。
 福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)は、同県名護市に移設する現行計画を除いた県外移設を求めているが、同日の閣議で現行計画も含めて検討する政府の基本方針に同意した形だ。
 また、答弁書は「沖縄県民の気持ちを何より大事にしながら、過去の日米合意や連立政権合意を踏まえ、米国とも調整して理解を求めた上で、5月末までに政府として結論を出す」と明記した。 

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2010年01月27日

<名護市長選>4度目に「移設ノー」 稲嶺氏「公約貫く」(毎日新聞)

 24日に投開票された名護市長選は、米軍普天間飛行場の県外移設を求めキャンプ・シュワブ沿岸部への移設反対を掲げた前市教育長の稲嶺進さん(64)が初当選した。普天間移設を争点にした過去3度の市長選では、移設と引き換えの地域振興に期待を寄せてきた名護市民。県外移設を公言した鳩山政権誕生後の市長選として注目された4度目の審判は、初めての「移設ノー」だった。【井本義親、阿部周一、朴鐘珠】

 「辺野古への基地移設はストップだ」。数百人の支持者が集まった稲嶺さんの選挙事務所では、「当選確実」の一報を受け、移設に揺れたこの13年余りの苦渋を一気に吹き飛ばすかのように喜びがはじけた。稲嶺さんは笑顔で万歳。指笛と手拍子が鳴り響く中、支持者と共にカチャーシー(沖縄の手踊り)を踊って勝利を祝った。

 稲嶺さんは「13年間の思いを市民の皆さんが選挙にぶつけてくれた。辺野古の海に新しい基地は造らせないという公約を信念を持って貫きたい。これが新しいスタートだ。皆さんにお約束してきたことを実行することで、支援に応えたい」と当選の喜びを語った。

 民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員は報道陣に「辺野古に基地はいらない、普天間飛行場は即返還という民意が示された。明日にでも官邸で鳩山(由紀夫)首相に会い、政府はしっかり民意をくみ取るように伝えたい」と話した。

 稲嶺さんは民主、共産、社民、国民新など6政党が推薦。移設を巡る各党間の微妙なスタンスの違いを「辺野古反対」「市政刷新」の共通項でまとめた。名護市を抱える沖縄3区選出の民主党衆院議員、玉城デニー氏は街頭で「政権とつながっているのは稲嶺さん」「来年度政府予算案で鉄道敷設の調査費がついた。基地とリンクしない振興を」などとアピール。政権与党との連携を強調する戦術も功を奏した。

 一方、辺野古移設を条件付きで容認した現職の島袋吉和さん(63)の陣営は、重苦しい雰囲気に包まれた。事務所からは「国策の基地問題が市長選の争点となったのがおかしい」との声も。島袋さんが「私の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べると、支持者が拍手でねぎらった。

 一方、辺野古移設を条件付きで容認した現職の島袋吉和さん(63)の陣営は、重苦しい空気に包まれた。午後10時過ぎ、開票速報をテレビで見守った島袋さんは「思ってもみない結果。私の不徳の致すところで申し訳ない」と険しい表情で支持者に頭を下げた。

 島袋さんは選挙戦で基地問題について「国や県と相談して対処する」と述べるだけでほとんど触れなかった。陣営の予想以上に基地問題への有権者の関心が高まった結果に、陣営幹部からは「相手候補の県外移設の訴えは分かりやすかった。国策が市長選の争点になるのは本来おかしいのに」との声も漏れた。

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2010年01月26日

外国人参政権 赤松氏「『公約だ』は個人の約束」(産経新聞)

 赤松広隆農水相は22日の衆院予算委員会で、永住外国人への地方参政権(選挙権)法案に関し、今月中旬の在日本大韓民国民団(民団)中央本部の新年パーティーで、法案成立は公約だとの認識を示したことについて、「私の意見を言った。政治家としての信念であり個人としての約束だ。そういう思いだったことは事実だ」と説明した。

 赤松氏は12日に開かれた民団のパーティーで、「公約を守るのは政党、議員として当たり前だ。この政権で必ず法案を成立させたい」と発言していた。

 これに対し、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は予算委で、「国民新党は付与に反対だし、私も反対だ」と明言。閣内の足並みの乱れが改めて浮き彫りとなった。

 一方、川端達夫文部科学相は、16日に実施された大学入試センター試験の現代社会の問題で、最高裁が外国人参政権を憲法上問題ないと容認する立場であるかのように判断させる記述があったことについて、「問題は専門的見地から作成しているものだ。学習指導要領に準拠している限り専門的判断を尊重すべきだ。問題があるとは認識していない」と述べ、問題視しない考えを示した。

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